2014年1月29日水曜日

「フリーダムウォーズ」×「プレコミュ」レッツ開発会議!レポート

どうも!こんにちは。

みなさん、フリーダムウォーズというゲームを知っていますか?まだ発売していないゲームなので知らない人も多いかもしれません。

先日の1/26、品川にあるSCE本社で、このゲームを試遊して開発者の人達と意見交換を行うというイベント「フリーダムウォーズ」×「プレコミュ」緊急!レッツ開発会議がありました。このイベントに抽選で当たって行ってきたので、せっかくなのでレポートしたいと思います。
2014年にPS VITAで発売を予定しているゲームで、「マルチ奪還アクション」というジャンルを銘打っています。とりあえずは、公式PVを見てみて下さい。

どうでしょう。なかなか面白そうじゃないですか?
僕はこのゲームがこの映像と共に発表された時から、かなり気になっていたので、プレコミュというSCEの公式のゲームコミュニティサイトで今回のイベントが告知されていたのを見てすぐに応募しました。

まずは、現在分かっている情報から簡単にこのゲームのことを説明します。
ゲームの舞台は、人類が資源を使い果たしてしまった荒廃した未来。人類は牢国都市パノプティコンという都市の中で完結した生活を送っています。牢国都市一つではなく世界中に点在しているようです。 
このパノプティコンの中ではPT法(多分、パノプティコン法)というとんでもない法律が存在しており、この資源もなく生きるのが大変なご時世、「生まれたことが罪」として人は生まれた瞬間に懲役100万年の刑期を受けてしまいます。操作するキャラクターも100万年の懲役を科されており、咎人と呼ばれています。咎人はいつもは独房に住まわされています。咎人を監視する役割として、
咎人一人につきアクセサリと呼ばれるアンドロイドが一体付いています。
咎人ボランティアと呼ばれる活動をすることで刑期を減らすことが出来るのですが、ボランティアとは、PVの中でも描かれていましたが、敵に連れ去られているシヴィリアン(市民)を奪い返す戦闘活動のことです。ボランティアは自分と自分のアクセサリと共にすることになるので、マルチプレイで最大の4人と一緒にやると、それぞれのアクセサリを合わせて8人で臨むことになります。
ちなみに、敵とはそもそも何なのか、誰と戦っているのか?刑期をすべて減らしたらどうなるのか?ということはまだ謎です。 
さて、ゲームのメインはこのボランティア活動なのですが、このゲームのアクションとして一番の特徴はやはり、茨アクションです。PVでも出ていましたね。この茨を伸ばして壁などの物体に撃ち込み、一気に縮めることで撃ち込んだ場所に高速移動が出来ます。ゼルダの伝説をやったことがある人はフックショットを思い浮かぶと思います。壁に飛びついた後、すかさず向きを変えて他の場所に茨を撃ち込んで高速移動、ということを繰り返すことが出来、進撃の巨人立体機動装置ばりの高速機動戦闘が可能になりそうです。ちなみに、この茨を大型の敵に打ち込んでから引っ張ることで敵の体勢を崩すことや、伸縮を利用して高速で近づいて攻撃を喰らわせることも出来ます。

それでは、ここからさっそくイベントレポートスタートです!
さあ、品川駅から徒歩5分程の場所にあるSCE本社が見えてきました!


ビルに入ると、最上階の17階に案内され・・・
フロアはすっかり、フリーダムウォーズ仕様に。なんだか、テーマパークのようでした。上の写真は開発者の人達と参加者が向き合ってディスカッションしたりしたスペースです。(ちなみに上の写真では人少ないですがイベント終了時だからです。 色々写真撮るの忘れてました...)

イベントは全部で2時間。最初に、プロデューサーや開発者の方数人が出てきて、PVを見ながらフリーダムウォーズの概要を説明してくれました。

それが終わると、いよいよお待ちかね、試遊体験です。上の写真の後ろ側に4人で1テーブルを囲むスペースで試遊しました。試遊出来る時間は全部で40分。今回、イベントで体験することが出来たボランティアと同じ内容の公式プレイ動画がアップされているので、こちらを見てみて下さい。

ちなみに、このボランティアの内容は、製品版を始めて1時間程でやることになるレベルということでした。やはり一番気になったのは茨を使ってのアクションでしたが、思っていた以上に楽しめました。試遊時間40分で2回ボランティアを出来たのですが、もっともっとやりたかったなというのがやはり正直な感想ですね^^
というのも、操作性やなんかがもっとこうしたら良いんじゃないか、ここがやりづらいなぁと感じても、それが本当に改良の余地がある部分なのか、それともただ僕が操作に慣れていないだけなのかという判断が短い試遊時間では難しいと思うのですよね・・。それでも頑張って絞り出してきました。

ちなみに、ボランティアについて簡単に説明すると、
広いマップ状にシヴィリアン(市民)が何人かいるので、彼らを回収ポイントに全員運ぶと任務完了です。ただし、市民は大型の敵のお腹に捕われている場合があるので、その場合は、まずそいつのお腹から救い出す必要があります。このゲームの特徴とも言えますが、必ずしも大型の敵は撃破しなくてもいいです。ちなみに大型の敵を弱らせて動かなくなったと思っても、シヴィリアンを運んでいる最中に再び動き出して襲ってくる時がありました。なので、1人がシヴィリアンを運び始めたら、スムーズに運べるよう、他のプレイヤーは大型の敵を足止めしたり道中の雑魚敵を蹴散らしたりと、運んでいるキャラクターを護送してあげる必要がありました。敵の攻撃で死んでしまっても決まったポイントから復活することが出来る他、倒れているプレイヤーに近づいてボタンを押すか茨を打ち込むことで、その場で復活させてあげることも出来ます。
自分に付いているNPCのアクセサリは勝手に色々判断して行動しますが、画面をタッチしてコマンドを呼び出して「市民を運べ」など指示を出すことも出来ます。自分が持っていける武器は2種類で今回はククリナイフともう一種類(槍、大剣、軽機関銃、ロケットランチャー、ガトリングガン)でした。アクセサリも色々カスタマイズ出来るようですが今回はその部分に触れることはありませんでした。ちなみに、大型の敵に茨で張り付いて攻撃し溶断することで、敵の体の一部をぶっ壊せる(腕がとれたり)のですが、それによりパーツをゲット出来ます。このパーツで新しい武器などを生産出来るようです。
 試遊時間が終わると、その場でアンケート用紙に色々自分が感じたことを書き込む時間でした。「操作性」「ゲームバランス」「UI」「このゲームがどうなって欲しいか、どんなことを期待するか」ということについてそれぞれ書くことになっています。ぶっちゃけて言うと、ここも時間が少ないなと感じました。試遊時間終わり、さあ書いて下さいと言われてもすぐにぽんぽん思い浮かばず、必死に頭を回転させて書いていると、最終的に「そろそろ回収していいですか?」と言われてしまいました
試遊の様子。※別に、この写真の中に僕が写っているとは限りませんよ。


それでは、僕が試遊で感じたことを書いていきます。

  • カメラの操作スピードを調節出来るようにしてほしい(もっと速く動かしたい)
茨アクションによって壁から壁へ次々と飛んでいけるのですが、次に茨を打ち込む場所を探そうとカメラを動かした際、少しカメラの移動が遅く感じました。時々、上手く打ち込むポイントを探している間に間に合わずに地面に落ちてしまうことがあったので、もう少しカメラを速く動かせるようになるとやりやすくなるかなと感じました。ただ、慣れの問題かもしれません。
  • 茨が思ったよりも伸びなかった
このゲームでは移動手段としても、茨を使って次々と跳躍する方が地面をダッシュするよりも速く移動出来るのですが、次に茨を打ち込むオブジェクトを滞空中に探していると、僕が茨を打ち込もうと思った場所には茨が届かないということがよくありました。まぁ、茨がたくさん伸びれば便利なのは間違いないですが、そこはゲームバランスにも大きく関わってくる部分だと思うので、開発の方が「この長さでいいんだ」と思ってるならそれでいいかなとも思います。個人的には、成長要素にして、レベルが上がれば上がる程遠くまで茨が伸びるようになったりするのも面白いかなと思います。ちなみに、他の参加者の方が提案していたものとしては、茨に、長いタイプや、短いけど敵を引きずり倒すパワーが強いタイプといった複数のタイプや、色が違うなどの要素があったらいいのではという意見がありました。それに対して開発の人達は、「実は登場キャラクターに注目してもらうと、茨の色が違うのが分かります。ということは・・・(ニヤリ」だそうです。これは期待出来そうですね。
  • 単調な戦闘にならないか
今回試遊出来たボランティアの難易度は初歩の初歩レベルだったということ、40分しか体験出来てないことが前提で言いますが、大型アブダクターがあまり歯ごたえがなかったです。このゲームでの戦闘は、あまりリスクを冒して接近して攻撃する必要がなく、銃で遠くから撃つことも出来ますし、同じく遠くから茨で転倒させてから安全に攻撃することも出来ますし、近接攻撃をするにしても、離れた位置から茨で瞬時に接近して一撃離脱が出来るので、あまり相手のアクション(攻撃)に注意を払わずに、いかに自分のやりたい様にやるかに集中できちゃう印象を受けました。つまり、「自分が攻撃する=相手の攻撃を喰らうリスク」があまり成立していないかな?という感じです。ただ、最初に言ったように、このボランティアの敵が弱いだけであって、製品版ではもっと強くて、立ち回りに注意しなければならない敵が出てくるかもしれません。
  • 敵に対してのロックオンは画面タッチで出来ると便利
これは、他の参加者の方が出していた意見を聞いて、なるほど確かに、と僕も思ったのですが、茨を敵に打ち込む際、基本は画面の真ん中に捉えた箇所に茨を撃ち込むのですが、Lボタンでロックオンして撃ち込むことも出来、連続で同じ箇所に攻撃したい場合などはロックオンするのが便利なのですが、このロックオンしたい場所を画面タッチすることでロック出来たら便利だなと思います。Vitaはせっかく画面タッチに対応した機器ですので対応してくれたら嬉しいです。
  • 右上の地図をタッチすることでズーム出来ると便利
これも他の参加者の方から出た意見で僕も大いに納得したものなのですが、ボランティアの最中は、自分や仲間、敵やシヴィリアンがどこにいるのかを確認するためにマップ画面を開くことが多々あるのですが、現段階ではスタートボタンでメニュー画面を開いてその中からマップを選んで確認するという手順でした。その手順を少しでも減らすために、アクション中も右上に簡易マップ(レーダー?)が表示されているのですが、その部分をタッチするとズームの形でマップ画面が大きく広がって表示されると便利だなと思いました。
  • ボランティア活動時以外の画面で字が小さい
ボランティア時以外での場面でのセリフなどの字幕やメニュー画面の字などはもうちょっと大きい方が見やすいかなと思いました。小さい字だとカッコいいこともありますけど、やっぱり見やすい方が嬉しいです。

・・・といったところを感じました。ただ、やっぱり本当に粗探ししようとなると40分じゃ足りないな〜と今これを書いていて再び実感しています。というのも、今これを書いている時点でも何かひっかかっているような頭がモヤモヤしているのです


試遊が終わってレポートを書いたら、最後に先ほどよりも多く、6人程の開発の方達が出てきて、参加者との開発会議として、ディスカッションが行われました。開発の方達に感じたことや提案、質問などをぶつけて答えてもらえる貴重な時間でした。ちなみに、僕はまだ頭の中が整理出来ていない状況で質問しませんでした。ちょっと後悔。
他の参加者の意見としては、先ほどの茨のバリエーションの提案の他に「ジャンプしたい」「マルチプレイを推してるけどぼっちプレイでも大丈夫か」「マップ上のアイコンが見にくい、救出するシヴィリアンがどこにいるのか分かりにくい」等色々な意見、質問がありました。

そして、未公開情報の発表ということで、
  • 発売は2014年夏
  • 期間限定体験版の配信予定
  • 2月にポータルサイトを立ち上げ
が発表されました。今度こそ色々自分の中で確かな意見が出てくると思うので、体験版は楽しみです。今度は40分どころか400分やりますよ!

最後には、マスコットキャラクターのプロパ君を記念撮影。「レッツ、貢献!」が合言葉です。

参加者の中には、一緒に記念撮影する人も。
※別に、写真の人物が僕とは限りません。

開発の方達からの手渡しでおみやげももらいました。
入館証代わりのネックストラップ、押すと茨が光る茨ブレスレットトートバッグ
今思うと、トートバッグにサインしてもらえばよかったな〜


全体の感想としては、とても楽しい時間を過ごせました。実際に開発者の方達と顔を合わせて意見を言うなんてなかなかない経験ですからね。開発者、特にSCEのプロデューサーの人からは並々ならぬ熱意を感じました。プロデューサーは、このゲームでVitaのブームを作りたいと熱く語ってくれました。正直に言うと、この日遊んだバージョンでは、僕がこのフリーダムウォーズのPVを初めて見た時に感じたワクワクと同じだけのものは感じることが出来なかったのですが、同時に開発者の方達のすごい熱意と真摯な姿勢を感じることも出来たので、きっとこれからどんどん良くなっていくんじゃないかなと思えました。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、夜分失礼します!
    このイベントどうしても行きたくて行けなかった自分です(´;ω;`)
    というのも、写真にある配布物が欲しいのですが、5千~1万円ほどで売って頂けないでしょうか?
    可能であれば
    kagarino777@gmail.com
    までメールください><

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    1. こんにちは。コメントありがとうございます。
      配布物の件ですが、イベントに参加できた記念として僕にとっても貴重なものなので金額に関わらずお譲りすることはできません。ごめんなさい。
      ただ、もうすぐ発売のフリーダムウォーズは、他の共闘ゲームと同様、発売直前や直後にまたプレコミュでイベントをやることが予想され、同一の配布物がゲットできるチャンスがまだまだあると思います(例えば今回配布された手首に巻く茨状のアクセサリは、それ以前のJUMPイベントの試遊でも配られていたらしいです)。プレコミュ上の抽選で選ばれた参加者だけのイベントの他にも、家電量販店での試遊イベントでグッズを配布する場合もあると思いますし、フリーダムウォーズ公式グッズとして「販売」される可能性も十分にあります。
      ということで、大金を払ってまで手に入れようとするのはまだ早く、案外簡単に今後のイベントで同じグッズをゲットできちゃう可能性はあるのでまずはそっちを期待した方が得策だと思います!
      (※もしも、もしも次も僕の方だけがイベントに参加できて同じグッズを手に入れられてしまった場合は、改めて相談に乗ります。お金はいりません)

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