2014年4月20日日曜日

オンラインカードゲーム[Hearth Stone]が面白いっぽい!

どうも!最近少しショックなことがあり、投稿がご無沙汰になってしまった僕です。

皆さんはカードゲームは好きですか?今回は、基本プレイ無料のオンラインカードゲーム「HearthStone」が楽しかったので紹介します。
Windows、Mac、iPadで遊べます。現在、日本語版はないですが、英語版に出てくるカードの能力やらに使われている英語は比較的簡単でワードも少ないので、知らない言葉があってもやっていれば覚えられると思います。
(公式HP)

目次
1.僕とカードゲーム(長い前置き)
2.実際に遊びながらHearthStone紹介



1.僕とカードゲーム 
皆さんはトレーディングカードゲームは好きですか?僕は大好きです。「試行錯誤」しながら「カスタマイズ」し、「オリジナル」を作る類のことが僕は大好きなので、つまり、カードゲームも大好きなのです。自分で戦略を考えながら沢山の種類のカードの中から選んでデッキを組み、それで自分の思い通りに戦えるととても嬉しいです。

小学生の頃には友達の間で遊戯王が大流行しました。僕もなんとなしにそのブームに乗っかり少ないお小遣いをもらってはパックを買い、おじいちゃんおばあちゃんと久しぶりに会っては遊戯王欲しいとねだっていました。しかし、小学4年生の頃、外で遊んでいる間に置いておいた1軍デッキが盗まれたことを機にカードゲームという存在に絶望。

中学生の頃は友達がデュエルマスターズをやっているのを横目に「もう俺はカードやらない俺はカードやらない」と頑なに拒んでいたかと思えば、いきなり独りでMagic the Gethering「これこそが本物のカードゲームだぁ!」と始め、専門雑誌なんか買って勉強しながら独りで楽しんでいました。独りで。そういえば、カードを近所のスーパーやコンビニでは買わずにカードショップで単品買いすることを覚えたのもこの頃でした。しかしある日「強いデッキを組むには俺の資金力(小遣い)では到底無理だ...」と悟り、次第にMtG熱もフェードアウト。

その頃から、「カードゲームは金がいくらあっても足りない」という認識がすっかり頭に染み付いていましたが、PSPで「遊戯王タッグフォース」というゲームに出会いました。これはゲーム内にはそのゲーム発売少し前までの遊戯王の数千枚のカードがほぼ全て収録されており、好きにデッキを組めるものだったため、「ソフト代の¥4000だけしかからず自分の思い通りにあらゆるデッキが組めるなんて、なんて経済的なんだ!これだ!これこそが俺の理想のカードゲームの形態だ!」と感激したのを覚えています。

その後は、PS3でMtGの「Duels of the Planeswalker」という、「タッグフォース」と同じく買い切りのカードゲームのテレビゲームを楽しんだりしていました。これは「タッグフォース」とは少し違い、集めたカードで一から好きにデッキを組めるわけではなく、あらかじめそれぞれテーマを定めて作られた十数種類のデッキを少しだけいじって対戦することが出来るMtGの入門用的な位置づけのゲームだったのですが、いずれにせよ~¥2000程で数十種類のデッキの戦い方を楽しめるというのは僕にとってかなりの満足ものでした。ゲームに収録されているそれぞれのデッキは実際のMtGの紙のカードの環境の観点からは理想的なデッキとはいえないものでした(「もっと思い通りにデッキ組みたかったらカード買ってね」ってことだと思う)が、それでもそれらのデッキを実際のカードで作ろうとしたら¥10000あっても足りないであろうことを考慮すると、とてもお買い得感のあるゲームでした。

ということで、僕にとっては、カードゲームというものはいくらお金を注いでも後から後から新しいカードが出てくる限り「終わりのないもの」であり、言わば「極めることができない」というイメージがあるのです。終わりがあるとすれば、そのカード人気が廃れてそれ以上新しいカードが印刷されなくなった時でしょうから、そうなってしまえば僕のやる気も失せてしまうでしょう。なので、もう昔のようにはまって買いまくることはないと思いますが、依然としてカードゲーム自体は大好きなので、これまで、自分の興味のあるカードゲームの新カードを見ては色々妄想してニヤニヤしたり、たびたび自分でカードゲームのルールを作り出そうとしたりしていました。

さて、とてーも長い前置きになりましたが、今回紹介する「Hearthstone」は、基本プレイ無料なのにきちんと戦略性のあるカードゲームでした。お金をかければその道程を省略することが出来るでしょうが、頑張れば無料のままほとんどすべてのカードを集めることが出来るはずですし、あるカードは別のカードの完全上位互換なんてことはありません。すべてのカードに使い方次第でそのカードにしかない良さがあるのです。「カードゲーム」を謳う一部のソーシャルゲームのような、課金すればするだけ強いカードがゲットできたりといった課金がそのまま強さに直結するようなものではないのです。課金すればするだけカードを多くゲットできるでしょうが、それらで強いデッキを組めるかは結局その人次第ということですね。

きっと、このオンラインゲームも流行っている限り次々と新カードが作り出されていき「極めることができない」でしょうが、無料だったらまぁそれでもいいかな、という気になっています。
恐らく、僕は終わりの見えないものに際限なく金を投資し続けることが嫌いなんだと思います。例えば、気に入った連載中の漫画のコミックスを買い集めようと思ったとしたら、「その漫画もいずれは歯切れよく最終回を迎える」と確信しているから集めようと思うんですね。もしも、「連載できる限りは連載し続けますけどいきなり終わってしまうかも」なんて形式の漫画だったら、いくら今面白くても買って集めようとは思いません。でも、自分がお金を出して買わずに毎週立ち読みだけしてタダで楽しむのだったら、そういう漫画があってもいいかな、となるわけです。

ということで、二日間程やってみて上述した様な考えを持つ僕のお眼鏡にかない面白いぞと感じたので、みなさんに紹介しようと思った次第であります。・・・まったく、長い前置きであります。
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2.実際に遊びながらHearthStone紹介 
まず、ゲームモードとしては、新しく作ったデッキの試しなどのためCPUとの練習ができるプラクティスモードの他に、オンラインで人とランクアップをかけて対戦したり普通に対戦するプレイモード、その場で次々に提示されるカード達の中から順に選んで即席デッキを作って人と対戦するアリーナモード(入場料が必要?)があります。今後のアップデートでまた増えていくかもしれません。


それでは、さっそくCPUとの一試合を通して基本的なルールと雰囲気を紹介していきます。
まず、このゲームでは、自分のデッキを作る際に核となるヒーローを決める必要があります。デッキには、選んだヒーローだからこそ入れられる専用カード群と、どのヒーローでも入れられるカード群の中からカードを30枚選んでデッキを組むことになっています。
 上の画像での右側に表示されているように、現在は
メイジハンターウォーリアーシャーマンドルイドプリーストローグパラディンウォーロック
の9人の中から選ぶことになります。それぞれのヒーローに特徴があり、専用カードも異なってくるので、デッキに戦い方の特徴が出てくるわけです。


今回は僕はパラディンをヒーローに、相手はウォーリアーにしました。


まずは、初期手札の確認。この時コインで自動的に先攻後攻が決められます。先攻は手札3枚、後攻は4枚からスタートになります。今回はコチラが先攻になりました。

この時、最初の手札が気に入らないときは、好きなだけ選んでデッキに戻し、同じだけ引き直すことができます。ただし、引き直しは一回しかできないので、引き直した結果がどうであれ、それでゲームを開始しなければならないというリスクはあります。
今回は下画像のように2枚を引き直します。簡潔に説明すると、この2枚は序盤では役に立たないからです。


お互いの手札調整が終わったら、いざバトル開始!
お互いにライフが30点あり、多くのカードゲームと同様に、自分より先に相手のライフを0にできれば勝ちです。

こちらのターン
毎ターン、最初に自動的にカードを1枚デッキから引くので今は手札は4枚。(見ると、相手の手札が既に5枚あるのが分かりますが今は気にしないで下さい)
そしてこれまた毎ターン、自動的に画面右下にマナクリスタルという石が1つずつ溜まっていきます。これはカードを使うためのコストを支払うエネルギーになります。つまり、今はマナクリスタルが1つなのでコスト1のカードしか使えず、次のターンには合計コスト2まで(コスト2のカード1枚でもいいし、コスト1のカード2枚でもいい)のカードを使え、次のターンはコスト3まで...となっていくわけです。コストはそれぞれのカードの左上に表示されています。
僕の手札にはコスト1のカードはありませんから、このターンは何もできません。なのでそのまま、画面右中央の「END TURN」を押してターンを終了します。


相手のターン
相手も同様にこのターンコスト1までのカードが使えますが、コスト1のミニオンを召喚してきました。
ミニオンというのは他のカードゲームでいうモンスターやクリーチャーと同じで、自分のために戦ってくれる兵士です。カード左下の数字はそのミニオンのパワー、右下は体力です。今回紹介されたのはパワー2、体力1のミニオンです。これ以降「2/1のミニオン」のように表記します。
ミニオンが戦った際、パワーの分だけ相手にダメージを与えますが、ミニオンがダメージを受けて体力が0以下になったらそのミニオンは破壊されてしまいます。
ちなみに、基本的にミニオンは召喚されたターンは攻撃できません。なので相手はここでターン終了。


こちらのターン
マナクリスタルが2になったので、コスト合計2までのカードが使えるようになりましたが、僕の手札にはコスト2のカードがありません。またまたこのターンには何もできずに終了かと思いきや、そうではありません。
自分と相手のヒーローの右横に丸いアイコンがあり、上部に2と書いてありますよね?これはそれぞれのヒーローが持つ能力で、1ターンに一度だけコストを2支払うことで使えます。もちろんヒーローによってその能力は違います。
ということで、このままターン終了してはもったいないので、マナを2支払ってこのヒーロー能力を使います。僕のヒーロー、パラディンの能力は、1/1のミニオンを1体召喚できる能力です。この能力を使って身にオンを召喚してからターン終了。


相手のターン
相手は何やら2マナで黒いカードを使ってきました。これは何かと言うと、装備カードです。
装備カードはヒーローが装備できる武器で、普段は相手ミニオンから殴られるしかないヒーローが、装備カードを装備している間だけ攻撃することができるようになります。装備カードの左下の数字は、この装備カードを装備している間のヒーローの攻撃力、右下の数字は、この装備の耐久力を表しています。つまり、この耐久値が2ということは、装備したヒーローが2回攻撃を仕掛けた後にこの装備カードが壊れてしまうということです。(ちなみにヒーローが装備品を使えるのはそのヒーローのターンのみで、例えばコチラのターンにこちらのミニオンが、武器を装備している相手ヒーローに攻撃しても、相手ヒーローから反撃を喰らうことはありません)
この相手ターン、装備したパワー3の相手ヒーローと、さっき召喚されたパワー2のミニオンにこちらのヒーローを攻撃されてライフが30→25になってしまいました。
攻撃する際は基本的に、相手ヒーローに向かって攻撃することもできますし相手ミニオンに攻撃することもできます。


先制ダメージをもらってしまいましたが、気を取り直してこちらのターン。このターンはコスト3までのカードを使えます。手札から3マナ2/3のミニオンを召喚することにします。
ちなみに、このミニオンには「Battlecry:Summon a 1/1 Boar.」という能力があり、召喚された時 に1/1の猪ミニオンが召喚されるのです。

このターンではさらに、前のターンにヒーロー能力で召喚しておいた1/1ミニオンで、相手の2/1ミニオンに攻撃を仕掛けようと思います。
 1/1のミニオンと2/1のミニオンが戦ったらお互いに破壊されてしまいますが、1/1の奴で2/1の奴を破壊できるなら少しお得ともいえます。時と場合によりますが。


相手ターン
相手は、こちらが先ほど召喚してきたのと同じの3マナ2/3で1/1のミニオンをお供にしているミニオンを召喚してきた後、ヒーロー自身がこちらのヒーローを攻撃してきてターン終了。こちらのライフは残り22になってしまいました。一方で下画像の通り、耐久値の分攻撃に使った装備カードが壊れてしまったのが分かると思います。


こちらのターン
このターンはコスト4までのカードを使えるようになりました。
 コスト4のスペルカードを使おうと思います。カードの左下や右下に数字が書いてないカードはスペルカードで、一度効果を発揮したらそのままなくなってしまう使い切りのカードです。このスペルは相手全体にそれぞれ2ダメージを与えることができます。

 1/1のミニオンは破壊でき、もう一方の2/3のミニオンも2/1に。相手ヒーローにも2ダメージです。
ここで、また先ほどと同じように、相手の2/1ミニオンに向かって1/1のミニオンで攻撃して相討ちさせます。相手のミニオン達をできるだけ全滅させておくのが僕の戦い方なわけです。後々出す重要なミニオンを攻撃されてしまう機会を減少させたいからです。とはいっても、相手のミニオンをいくら倒してもゲーム自体に勝てるわけではないのでヒーローへの攻撃を優先させる戦い方もあると思います。
 相手の場にミニオンがいなくなったところで、2/3のミニオンで相手ヒーローを攻撃!
これでこちらのターンは終了。


相手のターン
相手はコスト4で2/4の、場に出た時2/1のミニオンも場に出せるミニオンを召喚。

こちらのターン
こちらはコスト3で3/2、場に出た時味方のミニオン1体のパワーと体力をそれぞれ+1(つまり+1/+1)してくれるミニオンを召喚。この能力で2/3だったミニオンを3/4にパワーアップ。
さらにコスト2で1/1、場に出た時にデッキからカードを1枚引けるミニオンも召喚です。
さらに先ほどと同様できるだけ相手のミニオンを倒しておきたいので3/4のミニオンで相手の2/1ミニオンを攻撃して倒します。
これで、相手の場にはミニオンが1体、こちらの場にはミニオンが3体。なかなか優勢な感じですね。ここでターン終了。


相手のターン
相手はまず、コストを2払ってヒーローの能力を使用してきました。相手ヒーロー、ウォーリアーのヒーローパワーは2アーマーを得る能力です。アーマーがある限りそのヒーローは攻撃を受けてもライフが減る変わりにそのアーマーの数値が減るだけで済みます。
 さらに、残りの3マナを支払ってコスト3、3/1のチャージ(Charge)能力を持つミニオンを出してきました。チャージを持つミニオンは場に出たターンから攻撃できます。
 相手は2/4のミニオンでこちらの3/2のミニオンを破壊、さっき召喚した3/1のミニオンでもう一体の3/2のミニオンと相討ちをしてターン終了しました。
 優位になったと思っていたら、すぐに相手の場に2/1のミニオン一体、こちらは1/1のミニオン一体だけになってしまいました。


こちらのターン
とりあえず、1/1のミニオンで相手2/1ミニオンと相討ちさせておきます。

その後は手札からコスト4の場に出た時1枚引ける2/4ミニオンを召喚。

残りの2マナでヒーローパワーを用いて1/1ミニオンを召喚してターン終了です。


相手のターン
相手は使用できる6マナを全て使って、6/5のトーント(Taunt)能力を持つミニオンを召喚してきました。かなり強力です。
よく見てみると、相手のミニオンの駒が楕円形の形ではなく盾の様な形 をしているのがわかりますね。これはトーント能力を持つミニオンの特徴で、トーント能力を持っているミニオンが相手の場にいる場合、こちらは他のトーント能力を持っていないミニオンやヒーローを攻撃することはできません。つまりトーント能力を持つミニオンは他のミニオンを攻撃からガードしてくれる役割をもっているのですね。「強い能力を持っているミニオンだけどパワーや体力などステータス自体は貧弱だから、せっかく出してもすぐ倒されてしまう...」なんていう場合もこのトーント能力を持つミニオンを一緒に出せれば守ってくれるので生きながらえさせることができます。


こちらのターン
相手に厄介なミニオンが出てきたので早めに倒してしまいたいところ。こっちのミニオン達をアイツに特攻させたいところですが、こちらの場には2/4と1/1しかいないのでこいつらを特攻させてもあいつはこのターン中には倒せませんね。
 ということで、ここでコスト4を払って装備カードを使います。これで、うちのヒーローもパワー4で2回まで攻撃させることができます。
ヒーローで6/5ミニオンに攻撃!4ダメージを与えられますが、もちろん相手のミニオンから6ダメージ受けてしまうことになります。ちなみに、この武器は、装備しているヒーローが攻撃する度にヒーローのライフが2回復します。
6/1になったミニオンへ1/1ミニオンで攻撃して相討ちさせました。
残りの3マナで3/2、場に出た時味方ミニオン一体を+1/+1してくれるミニオンを召喚。
2/4のミニオンを3/5に強化して相手ヒーローに攻撃してターン終了。
ちなみに、カードゲームによっては「今は手札からカードを使える時間」「今は攻撃を行える時間」とやることが決められているものも少なくないですが、このゲームでは、先にミニオンで攻撃してから、手札からカードを使い、別のミニオンで攻撃、次はヒーローパワーを使って...などといった具合に自分のターン中にどんな順番で何をしてもOKです。


 そしてターンを繰り返し...


さあ、相手のライフは残り1だ。攻撃!
 ボガーーーーン!!

勝利!!・・というわけで基本的なルールと一試合の流れはこんな感じです。大体一試合10分かからないくらいでしょうか。


ゲーム内でパックを買うか、対戦をこなしていきヒーローのレベルを増やしていくことでカードを増やすことができます。パックを買うには、課金する他にも、ゲーム内のお金「ゴールド」を貯めて買うこともできます。このゴールドはオンライン対戦で3回勝利する度に10ゴールド貰えたり、日替わりで設定された目標、例えば「ヒーローに合計100ダメージ与える」「敵ミニオンを合計30体破壊」みたいなものを達成する度に40ゴールド程もらえます。パックは1パック100ゴールドなので対戦をこなしていけば比較的簡単に買っていくことができそうです。

こちらはパック開封画面。パックを中央にセットすると・・・

パックが破れて、中から5枚のカードが出てきます。

クリックしてカードを1枚ずつ確認します。なんだか、昔、カードゲームのパックを買って何が出るかな!ってワクワクした気持ちを思い出します^^


こちらは、デッキ編集画面。どうやら同じカードは2枚までしか入れられないみたい。
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ということで、今回はオンラインカードゲーム「Hearthstone」の紹介でした。面白そうな感じが少しでも伝わればいいのですが。カードゲーム大好きでまだやってないという人は、無料なんだしとりあえずやってみちゃったらいいと思います。やってみて詰まらなかったら消せばいいだけですからね!
それでは!

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